ワイヤレスイヤホンが激安で売られていたので、ちょっときになったのが最近のブルートゥースのバージョン。
安売りの背景にはbluetoothの新しいバージョンがでたという仮説が浮かび上がる。
当然ながら最新のバージョンを備えたデバイスの発売はすぐにとはいかないだろうが、安売りの流れからして最新バージョンのデバイス発売も間近、もしくは一線を引くバージョンであるということも想像させる。
これまでの機能
ブルートゥースの標準的な機能は言わずもがな、無線データ通信である。音楽やデータをペアリングしたスマホやパソコンから入出力することができる。コードがなくても。
そんな、標準機能に加えて2019年1月 bluetooth5.1からは、方向探知機能が搭載されデバイスとの距離を測ることができるようになった。イヤホンがあるのか、ソファの隙間にあるのか。充電さえ残っていれば容易に探すことができる。(ものをなくしやすい人向け機能)
最新の機能
公式ホームページを確認すると、今回のバージョンアップでは双方向通信に力を入れたようだ。
キーワードとしてあげているのが、PAwRとEAD。
PAwRは応答付き定期広告を指している。つまり、広告主からデバイスに対して広告を打てるということだ。わかりやすく例えれば、ショッピングセンターなどで、カート上にタブレットがあり。ユーザーがお店の前を通ったり近づくとタイムセール情報やセールの広告をショップから流せるということ。
そして、もう一つはEAD。広告データを暗号化する機能である。広告データを飛ばす通信に加えて、レスポンスを得た情報の漏洩を防ぐことができる。さきほどの例でいえば、カート上のタブレットにログインすればお店と暗号化した通信が可能となり、お店からすればより個人に特化した広告をうつことができるということだ。(買い物する人からしたらほしい情報だけ得られる。興味のない観葉植物や電球の安売り情報は入らない)
この技術をもってすれば、快適なショッピングができるということだ。
ブルートゥース技術だけではうまくいかないが、この技術と生活のデータを通信に組み合わせ、電球が切れたり飲み物が少なくなったり、薬がすくなくなったり、そういった情報を管理してあれば、お店に行ったときに買い物をよりリードしやすくなるのではないかと思う。
広告が適度に使われるのであれば歓迎である。
てんぼう
公式ホームページの口調を見ると、上記の例で示した通り「広告」を打ちやすくなりました!ということである。巨大ショッピングモール各社に宣伝するためにこんな書き方したのかなという感じ。だって本当なら、こんなすごい技術もっと他に使えるのに。
イベント会場で、ウロウロしている不審者をみつけたり、遭難者をみつけるのにつかったり、バスの置き去りを防いだり、アイドルイベントの特典にしたり、教育現場での活用だったり
結構活用シーンは多いし、結構ヤバイ(語彙力)技術だとおもう。
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